出産育児一時金を含めた出産費用のあれこれ。実際の支払い額は?
こんにちは、蓮(れん)です。
さて、今回は今までの4人の出産・入院にかかった費用などをまとめてみようと思います。
4人とも総合病院での出産でした。第3子と第4子は同じ病院で、第1子と第2子はそれぞれ違う病院で出産しましたので、3つの病院で出産を経験しました^^
どの病院でも出産育児一時金の直接支払制度(※)に対応していましたので、産科医療保障制度分(※)も含めた42万円から差額分を支払うだけですみました。
※産科医療保障制度
分娩時に起因する重度脳性麻痺の児とその家族の保障制度です。該当する病院等で、妊婦検診の際に加入の説明や申込書の記入を行います。
※出産育児一時金の直接支払制度
出産にかかった費用総額から出産育児一時金の金額を差し引いた差額を、病院等に直接支払いする制度です。
差額のみ支払うだけで済むので、出産費用全額をいったん立て替える必要がなく、経済的な負担を軽減することができます。
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♬第1子
一人目は2500g以下での出産だったため、出産後すぐにNICU(新生児集中治療室)に入院しました。小児科扱いの入院となるため、通常であればかかる新生児管理手数料(新生児室で赤ちゃんをみてもらうための費用)がかからずに、出産費用は40万円程度でした。42万円を下回っていたため、出産育児一時金から1万円ちょっと受け取ることができました。ただし、NICUの入院費用は出産費とは別でかかるので、結局はトントンくらいになりました。
初産婦だったため、6日間の入院生活でした。休日の出産となったため、平日より分娩費用が少しだけ高くなります。
♬第2子
追加で支払った出産費用は1万円程度でした。
経産婦でしたが、6日目の退院でした。
第2子も、休日の出産となったため、平日より分娩費用が少しだけ高くなります。
♬第3子
出産費用は42万円以下だったため、1万円ほど受け取ることができました。
5日目に退院したため、入院日数が少なかったことが原因かなと思います。
この子は、夜間に病院にかかり、しかも休日だったので、色々追加でお金がかかっていたと思いますが、42万円以下でしたΣ(゚Д゚)
♬第4子
追加で支払った出産費用は5万円程度でした。
5日目に退院しました。
出産日の前日22:30頃に病院に到着したので、前日分の入院費が1日分しっかりかかったのが原因か42万円を超えてしまいました。
あとは、入院にあたってコロナの検査を受けたので、その費用が7000円くらいかかっていました。
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4人ともに共通することは、総合病院での出産であったことと、大部屋を使用していたため差額ベッド代がかかっていないことです。
費用の話題からは逸れますが、第2子~第4子出産のときに、偶然にも部屋には私以外に入院患者がおらず(笑)ありがたいことに産後すぐをひとり気ままに過ごすことができました。
個人病院や、食事に力を入れている場所であれば、食費ももっとかさむのかなぁと思います。ただ、総合病院の特色といいますか、いかにも病院食、という献立が多かったようには思います(焼き魚、おひたし、酢の物、みそ汁、みたいな…)
でも、誰かが作ってくれたご飯を食べることって、こんなに幸せなんだなぁ、と思っていました(笑)
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いままでの出産費用を振り返ってみました。
少しでも参考になれば幸いです。
この頃、少子高齢化対策のひとつとして、出産育児一時金の増額が政府内で検討されているようです。現在の42万円(産科医療保障制度対象の場合)から3万円ほど引き上げを検討しているようですね。
この話って、私が第3子妊娠中にも出ていたことで、結局2~3年ほど前にも話題にはなったけれど何も前に進んでいなかったんですよね…。選挙が近くなると、こういった助成や手当の話題がでるようになりますね(;'∀')
個人的には、3万円増額になったから子どもを産もう、とは思いません。ただ、子どもが小さいうちは保育料の無償化は対象外で、思った以上に出費がかさんでしまうもの。
同じ県内で出産しても、出産費用で10万円以上追加で支払ったというママさんの話を聞いたこともあります。その人は、個人病院での出産でした。
保育料をはじめとした出産後にかかる費用も考えると、出産に対するハードルを高く感じてしまうので、少しでも多く出産費用の助成を受けられるようになってほしいなぁと思いました。